我が家の長男がこの度、無事に卒業式を終え、小学校を卒業しました!
これまで、2人の子どもの卒園式は体験してきてまして、涙もろい私は今回も泣いてしまいました~。
自分自身の卒業式の時もけっこう泣いてた記憶がありますが、自分の時以上に子どもの卒業はやはり特別な感情が沸き立ちます。
冒頭に「無事に卒業式を迎え」と書きましたが、結論はその言葉どおり、直前にドキドキしましたが、無事終えれました。
ドキドキハラハラした今回の卒業式について、今回は書いてみたいと思います。
コロナ禍の卒業式
これまでだいたいの学校行事の日は、私は有休休暇を取得し参加してきました。
もちろん今回小学校6年間の集大成の卒業式も休みを取っていく気満々。
しかし、今回の卒業式はちょっと特別。
コロナの感染防止活動の一環として、両親のいずれか1人のみが体育館で行われる卒業証書授与式に参加できるというもの。
私も出たい気持ちはありましたが、仕事で日々忙しい私の分まで、毎日毎日子ども世話をしてくれる妻に参加してもらうことにしました。
それでももう1人の親も卒業式自体への参加は出来ませんが、卒業式終了後の思い出ビデオ放映や、教室での最後の帰りの会、そして校門を出るとこまでの5年生以下の在校生たちによるお見送りには子どもと一緒に参加させていただけました。
たしか、コロナが流行し始めた2年前って、卒業式を間近にしたタイミングで休校になってしまってましたよね。
本当に心が痛みました。
その時の卒業生やそのご両親の方たちのいたたまれない気持ちを考えると、今回は卒業式が開催された、それだけでも十分です!
卒業式を4日後に控えたある日の出来事
あと4日で卒業だね、思う存分残りの日を楽しんでほしいな~って思ってたある日、普段通り会社で仕事中、妻からメールが。
「学校に行った後、調子が悪そうだったということで早退してきた」
「このあとPCR検査をうけることになった」
一瞬で頭の中が真っ白になりました。
詳しく聞くと、夕方に病院でPCR検査を受けることになり、結果は翌朝に連絡が入るとの事。
私は連絡をもらった後、会社に事情を説明しすぐに帰宅。
もし、子どもが陽性だった場合、私は濃厚接触者となる為、しばらく会社への出勤は出来ません。下の子どもも同じです。
当の子どもも含め、家族4人翌日はみんな家にこもり、検査の結果を待つことにしました。
「もし陽性という結果だったら・・・・」
私は、幸い在宅勤務という対応が取れるので仕事自体はなんとかなりますが、子どもはそうゆうわけにはいきません。
卒業式に出席することが出来なくなってしまう・・・・
更に更にこんな情報。
もし陽性だった場合、クラスの子も濃厚接触者になるということで、そのクラスだけ別日に卒業式を実施する・・・というもの。
長男は、特別支援学校に通っています。
1クラスは5名という少人数なので、クラスみんなが濃厚接触者ってことになってしまうんだと思います。
もちろん、別の日になろうとも実施してくれることは本当に有難い話です。
でも、クラスのみんなやそのご両親の方たちをも巻き込む事態になってしまうかもしれない・・・
生きた心地がしませんでした。
翌朝、届いた吉報!
これだけ感染者も拡大し、どこの誰がなってもおかしくない状況。
もう覚悟はしていました。でも・・・神様お願い!
朝になって起きた後、何をしてたかもう覚えていませんが、2階にいた私と長男のところに、妻が勢いよく走って来ました!
「陰性だったよ~!!!!」
検査を受けた病院からの連絡結果でした。
もう力が抜けちゃいました。涙も出ました。
これで無事に卒業式を迎えられる!
当の本人は自体を理解できているのかどうかわかりませんが、思わず抱きしめてしまいました(笑)
こんな嬉しい出来事、いつ以来だろ(笑)
卒業式当日
無地この日を迎えることが出来ました。
私は予定どおり、体育館の卒業式には参加出来ませんでしたが、学校が用意してくれた中ホールのような場所で待機。
卒業式が終わって生徒は教室に戻って支度などをしている間、卒業式に出席した私の妻を含めた親御さんたちが、中ホールに集合。
そこで、学校が用意してくれた、思い出スライドビデオを見ることに。
1年生から6年生までの思い出の写真たち。
学年全体で15名ほどで、6年間ずっと過ごしてきたので、だいたいのお友達もわかります。
我が子の写真が出た時はもちろんですが、みんなの写真、すべてに感動。
またまた涙です。
先生たち、忙しい合間にこのようなものまで作っていただいて、本当に感謝です!
その後教室に移動。
先生の挨拶、時折涙で詰まりながらも一生懸命話してくれる先生の姿、言葉に涙。
今週どれだけ泣いてるんだろってくらい泣いてばかり(笑)
最後は、校門までのルートを在校生が並んでお見送り。
歩いて手を振っていると、5年生までの5年間の担任の先生たちの姿も。
みんな笑顔で「おめでとう~」って手を振ってくれます。
当の本人は、今日の卒業式の意味をわかっているのかわかりませんが、さすが6年生、今日はいつも以上に頼もしくみ見えたり。
ほんとにいい卒業式の1日でした!
少しずつ日常が戻りつつあるような感じですが、またいつ次の感染の波がくるかもわかりません。
この度、我が子は幸いにも陰性という結果で、無事に卒業式を終えることが出来ましたが、きっとどこかでたくさんの方々が卒業式に出られないという思いをしたのではないでしょうか。
少しでも早くコロナの心配がなくなり、みなが笑顔で過ごせる毎日が戻りますように。